「あたご」と漁船の衝突事故における情報隠し(?)について

防衛相「12分前」当夜把握 公表は翌日夕 海自艦事故

海上自衛隊イージス艦「あたご」と漁船清徳丸の衝突事故で、あたごの見張り員が清徳丸に気付いた時間について防衛省が当初「2分前」としていたのを「12分前」と訂正した問題で、事故当日の19日夜に石破防衛相に「12分前」との連絡が上がっていたにもかかわらず、その後に行われた海上幕僚監部の会見では「2分前」と誤った情報を公表していたことが分かった。同省は「十分な確認が取れていなかったので公表しなかった」と説明しているが、意図的な「情報隠し」だった場合には石破防衛相の責任問題に波及するのは必至だ。

「12分前」という情報は十分な確認が取れてないと言っているが、「2分前」という情報は確認が取れていたのだろうか。自分たちの都合が良い情報だけを流したとしか考えられても仕方がない。
今回の事故の場合は犠牲者がいる。残された人たちが欲しいのは正しい情報のはず。なんでこういうことをするのだろう。組織の体質というものですか。自分たちの仕事に誇りはないのですか、適当に済ませようとしないで欲しい。